新型コロナの感染拡大が止まらない。特に東京は先週まで800人／日で驚いていたのが、今や当たり前の数となってしまっている。死者数も例年のインフルエンザに並んでしまったらしい。こうなると誰と会話をしても『早くコロナが治まって欲しいねぇ』と言うセリフが出てしまうのは当たり前なのかもしれない。でも自分で言ったこのセリフに自分で違和感を持った。『ン？何か、他人事みたいに思ってんじゃないか、オレ？』
新型コロナの流行を止めるのは感染する可能性のある我々国民、もっと言えば人類全てだ。まず自分達で感染拡大を防ぐのが基本、政府や知事等はその方向付けをしているに過ぎない。メディアでは政府や知事の対応が多く報道されているが、肝心なのは彼等の方針を受け止める我々国民一人一人の姿勢なのだ。
小池都知事等が西村経済再生相に緊急事態宣言要請をした際『酒を伴う飲食店の夜10時まででの営業要請に対応してくれない店が多くあるのに、夜8時までの要請を出しても効果があるとは思えない』と伝えたところへ、西村経済再生相は『夜8時まででの営業要請を出すように』と知事側に要請した。一瞬『また！現実が見えてないのか、西村は？』と感じた。確かに政府は何より経済を優先させる傾向が強いが、よくよく考えれば、問題は我々が彼等の要請をどう受け止めるかだ。
新型コロナで収入が減り、生活がままならない人も多いだろう。知り合いにも居るが、生活するために店の営業を続けなくてはならない人も多いと思う。非常に難しい所だが、コロナが収束しない限り、今の状態がこの先数ヵ月続くのは間違いない。そしてコロナの流行を止めることが出来るのは我々国民一人一人の力なのだ。自分も社会構成員の一人としての自覚と責任を持って考え、コロナ禍を生きて行きたい。
～追記～
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