コラ!玄太

コラも弾くシンガーソングライター、玄太のサイト

偽善者でしょ?IOCバッハ会長

 東京五輪開催まで後一週間を切った。現状では世間が思っていた最悪のシナリオを辿っていて、政府にとっては想定外のシナリオになっていると言ったところか。そんな中、IOCのバッハ会長が来日してオリンピック人気を上げようと動き回っているようだ。

 しかしこのバッハ会長もかなり腹黒い。今日、広島へ行って原爆慰霊碑に献花したようだが、バッハ会長が来日したのは今月8日。本来7/22まで2週間の自主隔離が要請されるはずが、なぜか端から3日間隔離だけとされている。しかも緊急事態宣言が出ている東京から、県境を越えての大きな移動だ。まさか単独で車を運転して往復する訳ではないだろう。多くの取巻きがいるはずだ。
 まあ日本政府の馬鹿な配慮なのかも知れないが、国際的パンデミック中の大イベントにおける訪日なのに、この程度の事も自主的に調べて配慮しないのかね?

 そもそも原爆慰霊碑に献花するって、政治的行為じゃないの?今回、少々緩和はされたけど、五輪出場選手にはBLMなど政治的行為を禁じて来たくせに、自分は人気稼ぎのために新型コロナの規制を特別免除して貰って善人を演じる。こんな人が会長をやってるオリンピックって、もう価値がないんじゃないのかね?

 近年言われている商業化されたオリンピック、そろそろ存続に疑問符を打っても良いのではないかと思う。続けるならバッハ会長は切り捨てて、本来の姿に戻すべきだ。

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いい加減、腹が立つ!

 散々書いて来た事だが、菅首相の泥縄政治に腹が立ってしょうがない。専門家が前々から指摘している上に毎回同じ流れになっているのに、またしても同じ過ちを繰り返している。

 ネット上でこう言う発言はしないようにしているが、あまりにも酷いので敢えて言っておく。菅首相、あんたみたいなのを世間一般に『馬鹿』と呼ぶんだよ。

 その人の生活や命に係わるコロナ対策を軽視しておいて、熱海の土砂災害被災地に向けて『人命第一で~』と言ったところで、上っ面の言葉にしか聞こえない。現実より政治都合ばかり優先させるから、こうなるんだ。こう言う人はサッサと政界から消えて欲しい。それが最も国民のためになる判断だと思う。

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アフリカの柔軟な適応性

 久し振りにアフリカの話題である。元々はコラと言う楽器をテーマに始めたブログなので『コラ!玄太』のブログ名にしたのだが、人前でコラを弾く機会が減ったこともあり、すっかりアフリカねたから遠ざかってしまっていた。でも決してアフリカへの関心が薄れた訳ではない。


 アフリカの黒人は、自分の文化を保ちながら別の文化を取り入れる事に抜きん出た才能を持っている。
 アフリカ本土ではヨーロッパの侵略で国境が引かれて強引に分断された部族が、夫々独自のスタイルに言語や音楽のリズムを発展させて来た。一方、奴隷として連れて行かれたアメリカでは、アフリカで音楽の軸となる太鼓を禁じられればギターでブルーズを生み出し、管楽器が安く手に入ればヨーロッパの音楽の要素を取り込んでジャズを生み出したりして来た。その能力は今も健在のようで、リンクの記事を読んで何か嬉しくなってしまった。

 僕が持っているコラと言う西アフリカの伝統楽器、以前これはグリオと呼ばれる家系の人しか触れない楽器だった。現在では僕の様な一般人が買う事も出来るが、西アフリカでは神聖なものとしての価値がある。それがカトリック修道院で使われていると言うのだ。

 コラは話を歌にして人々に聴かせる時の伴奏楽器だ。西アフリカの人々は昔からそれを身近に聴いて育って来たから、修道院でも同じスタイルで音楽にすれば伝わり易い。単に珍しい事をやれば注目されるとか、受けが良いからとかの単純な発想ではない。シッカリとした意味のある試みなのだと思う。
 かつてアメリカの黒人教会でゴスペルが生まれたが、西アフリカの教会でも新たな音楽が生まれているのかも知れない。


 コロナ禍により、これまでとは違ってしまった社会。例えコロナが収束しても、元通りに戻すことが出来ない部分も多々あるだろう。今現在もこれからも、置かれた状況に合わせて柔軟に適応する姿勢と能力が必要だと思う。

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コロナ禍、オリパラ、菅首相…

これまで自分でも飽きるくらい新型コロナを話題に取り上げて来たので、今更多くを語ることはしない。でも人の命が掛かっているのだから、体裁や経済目的で『安心で安全』などと言う言葉を使うのは大きな過ちだと思う。やる事全てがずさん過ぎる。

 

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