コラ!玄太

コラも弾くシンガーソングライター、玄太のサイト

『瞳の奥に』

ここしばらく取り組んでいる曲です。出来上がったつもりで動画を作って、その後まだ改善点があるのに気づき、再び編集中・・・でもPCでは大差ないから元のまま公開。

 

子供の頃の冒険、決して良いとは言えなかったけど帰れる場所と思えていた家庭、まだ沢山あった空き地や公園。そんな思い出と、現実を生きる中で徐々に失っていった無垢な心。

 

大人になれば現実を見ざるを得ない。でも子供の頃の気持ちには捨て切れない何かがあって、それが心に安らぎをもたらしてくれる。そんな想いで作った曲だったと思う。

 

作ったのはこれも10年くらい前かな?スタンド・バイ・ミー風にしようとメロディーを作り始めたけど、何故か作っている内にギターの伴奏がレゲエ調のリズムになってしまった。意図的に取り入れた訳ではないけど、雰囲気が合っていたからそのままアレンジを進めたのがこの音源。

 

映画の『スタンド・バイ・ミー』みたいに子供の頃のことを思い出して貰えたら嬉しいな。

 

~加筆~

この音源の使用ライセンス販売をしています。

興味がある方はこちらをご覧下さい。

➡「オーディオストック」https://audiostock.jp/audio/119185

 

youtu.be

瞳の奥に

憶えてるか?
この町に空き地が まだ幾つもあって遊び回れた頃を
チャリンコ漕ぎ 逃げ水を追いかけ
皆ではしゃいでたあの頃

憶えてるか?
草村で見つけたススキの穂を握り 持って帰った事を
沈む夕陽 皆笑顔に浴びて
親の待つ家へと向かった

※その瞳の奥に あの頃の輝きを
 見させて欲しい 今夜
 この心の奥に あの頃の無邪気さを
 思い出させて欲しい そっと

憶えてるか?
中学生の頃 退屈な授業をサボり 弁当を持って
溜まり場まで陽射しの中歩き
仲間と騒いでた 気ままに

※ repeat

 

『家族』

東日本大震災を受けて作った『家族』と言う曲をリメイクしました。

 

曲はトム・ウェイツレナード・コーエン、歌詞はブルース・スプリングスティーン風かな?スネアのブラシによる波音をバックにしたフォークで始まり、最後のサビでゴスペルの要素が加わり、教会的な響きの中でブルース・ハープが締めを飾る展開。

 

震災の被災者の中には、もう忘れてしまいたいと思っている人もいるかも知れない。でも、直接被災していない人はあの震災を風化させてはいけないと思う。震災でどれだけの人が亡くなったか、原発でどれだけの人生と生活が壊れ、世界が危機に陥ったか。

そんな意味も込めて再アップロード。

 

~加筆~

この音源の使用ライセンス販売をしています。

興味がある方はこちらをご覧下さい。

➡「オーディオストック」https://audiostock.jp/audio/120888

 

 

youtu.be

家族

※この祈りが届きますように
 あの人が生きていますように
 この願いが叶いますように
 あの人と会えますように

潮の香り 満ちた小さな町
皆 見慣れた顔ばかり 私の住む町
変わらない景色の中で私は生まれ育った
そして あの人と出逢い 家族になった

大地が激しく咳き込んで
海は釣られて飛び跳ね 町を飲み込んだ
家はうめきを上げながら壊れて流され
あの人は この手から奪われてしまった

どうか力を下さい 信じる力を私に与えて下さい
どうか強さを下さい どんな悲劇が起こっても
負けない強さを私に与えて下さい

※ repeat

 

 

2/21ライブのダイジェスト動画

先日の国立『地球屋』でのライブ・ダイジェスト動画です。

 

民族音楽?フォークミュージック?それとも朗読舞台?

ジャンル分けはお好きなようにどうぞ。

 

玄太ワールドが完成しつつあります。

 

(動画中の『二羽の兎』のフルバージョンはこちら

youtu.be

二羽の兎

ライブ・ダイジェスト動画の中の『二羽の兎』のフルバージョンです。

 

2羽の兎

※乾いた大地に見つけた2羽の兎
 銃を構え思う
 どちらも仕留めて雨季まで食い繋ごう

家では女房と子供が腹を空かせて待ってる
でも銃弾も残り僅か
夫としての務めを背負って

干ばつ続きで枯れ果て 皆 飢えてしまってる
雨季が来るのを待ち侘びて 何とか凌がなくてはならない

※ repeat

2発目を狙い急いで どちらも逃げられちまった
夕陽が砂埃の向うに沈み 手ぶらのまま家路辿る

今度 兎を2羽見つけたとしても
どちらかだけを狙おう
雨季まで何とか凌いで行くために

youtu.be