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コラってどんな楽器?

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画像は僕が使っている西アフリカのKORA(コラ)と言う伝統弦楽器です。西アフリカでは、日本での琴や三味線のように良く知られた楽器ですが、日本ではまだあまり知られていないので少し解説しましょう。

【構造】胴体部は、半分に割った大きな瓢箪に牛やヤギの皮を張ってあります。
胴体を付き抜けているネック(長い棒)に皮を編んだリングを嵌め、そこに釣糸の弦を絡めて張ってあり、リングを上下させる事でチューニングをします。最近はヴァイオリンのように木製のペグ(糸巻き)を付けた物や、ギター用のペグを付けた調音のし易い物が多くなっています。
弦は基本的に21本で、左側11本と右側10本に振り分けられ、最低音3音(左側手前3弦)と最高音2音(右側奥2弦)以外はドレミファソラシドが順番に右左右左右…となるようにチューニングされています。

【演奏方法】演奏する時は座ってコラを膝に乗せます。そしてネックの左右にある取手の棒を中指、薬指、小指で持って楽器を支え、手前の弦を親指で、それ以外の弦を人差指で弾きます。

【歴史】昔、アフリカには文字文化がありませんでした。なので歴史を伝える教科書や、物事の教えを説く聖書のようなものもなく、それらは全て口頭で伝えられていました。そう言った役割をグリオと呼ばれる世襲制の人達の一部が担っていて、彼等は歌にしてそれらを伝えていました。その伴奏楽器の一つとして使われていたのがコラです。

そのため、以前はグリオ以外の人がコラに触れることは出来ませんでしたが、近年、コラを単に楽器として扱うようにもなり、グリオではない人や、外国人でも手にすることが出来るようになりました。

【音色】コラは、太鼓のイメージが強いアフリカの楽器の中では驚くほど繊細で澄んだ音色がします。そして曲調も非常に美しく、乾いたアフリカの大自然を思わせる雰囲気で、真夏の休日の昼下がりやお疲れモードの時に聴くのに持って来いと言った感じです。
 

リンクの動画はバラケ・シソコと言う有名なコラ奏者の演奏です。

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