ちょっと前にアップした『瞳の奥に』のロックバージョン、『瞳の奥に（悲壮編）』の完成である。
よくある『ロック風にアレンジしてみました、面白いでしょ⁉』って言うのではなく、アレンジによって同じメロディーと歌詞でも意味合いが変わると言うブルース・スプリングスティーンの手法を拝借し、更に、それに合わせて歌詞とメロディー にも手を加えた作品。
失ってしまった無垢な心、戻ることの出来ない人生、その悲しみとやり場のない感情…。マイナーキーのアップテンポにノッて、久し振りに吠え捲ってます（笑）
今回はミキシングのコツを掴めて、前より上手く出来たと思う。１年掛かってようやく基礎が出来たかな。やっと音をいじるのが面白くなって来た感じ。
しかし…この手のロック色を強く出すと、やっぱりEストリート・バンドの音になっちゃうなぁ。前からひと捻り加えたいと思ってるんだけど、シックリ来る方法が見つからない。まぁこれ一辺倒って訳じゃないし、自分の引き出しのひとつだからイイとするか。
～加筆～
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瞳の奥に（悲愴編）
憶えてるか？
この町に空き地が まだ幾つもあって
遊び回れた頃を
チャリンコ漕ぎ 逃げ水を追いかけ
皆ではしゃいでたあの頃
憶えてるか？
草村で見つけたススキの穂を握り 持って帰った事を
沈む夕陽 皆笑顔に浴びて
親の待つ家へと向かった
※その瞳の奥に
あの頃の輝きを見させて欲しい 今夜
この心の奥に
あの頃の無邪気さを思い出させて欲しい そっと
今も憶えてる 中学生の頃
退屈な授業をサボり 弁当を持って
溜まり場まで陽射しの中歩き
仲間と騒いでた 気ままに
※ repeat
そのくすんだ瞳に
忘れ掛けてた思い出を映し出して欲しい 今夜
この荒んだ心を
夢と愛と信頼で満たして欲しい そっと
