ギターの弾き語りをやっていた頃の音源です。
この曲は以前やっていたブログで繋がっていたhetimaさんと言う、当時闘病中だった女性の
「聖なる場所は雲の上や天国にある訳じゃなく、
今、立っている場所がその場所なんだよ。」
と言う言葉から生まれました。
惜しくも他界されてしまったhetimaさんに今でも感謝しています。
その場所
伝道師が街角で声を張り上げている
「死んだ人は天国で幸せになれるのです
そこでは誰もが楽しく暮らせると約束されてます」
ビルの屋上の柵越え 誰かが独り佇む
だけど最後の一歩を踏み出せないまま迷い続けてる
※聖なる場所は雲の上にある訳じゃない
その場所は天国にある訳じゃなく
今立ってるそここそが その場所なんだ
彼女は夫と子供を事故で一度に失くした
天国へ会いに行きたい 心はビルの屋上
「生きるなんて辛いだけ あなたの温もりを感じたい」
テレビに出ていた施設で独り泣いてた孤児
それでもひたすら生きてる姿が彼女に気付かせてくれた
※ repeat
彼は事故で人を撥ねて2年刑務所に入った
奪った命の前では 自分は何の価値も無い
会社も辞めて離婚して ただ毎日酒に溺れてた
ある日の朝の駅前 ボランティアがゴミ拾い
彼はシラフでその中に混じり黙々作業をしていた
※ repeat
不安と不満のジャングル 迷い込んだ俺達
ずぶ濡れのブーツ引き摺り 今いる場所も分からず
だけど心が枯れても この命を生き抜いてみせる
※ repeat
今立ってるこここそが その場所なんだ