コラ!玄太

コラも弾くシンガーソングライター、玄太のサイト

『その場所』

ギターの弾き語りをやっていた頃の音源です。

この曲は以前やっていたブログで繋がっていたhetimaさんと言う、当時闘病中だった女性の
「聖なる場所は雲の上や天国にある訳じゃなく、
  今、立っている場所がその場所なんだよ。」
と言う言葉から生まれました。
 惜しくも他界されてしまったhetimaさんに今でも感謝しています。


その場所

 伝道師が街角で声を張り上げている
「死んだ人は天国で幸せになれるのです
 そこでは誰もが楽しく暮らせると約束されてます」

ビルの屋上の柵越え 誰かが独り佇む
だけど最後の一歩を踏み出せないまま迷い続けてる

※聖なる場所は雲の上にある訳じゃない
 その場所は天国にある訳じゃなく
 今立ってるそここそが その場所なんだ

彼女は夫と子供を事故で一度に失くした
天国へ会いに行きたい 心はビルの屋上
「生きるなんて辛いだけ あなたの温もりを感じたい」

テレビに出ていた施設で独り泣いてた孤児
それでもひたすら生きてる姿が彼女に気付かせてくれた

※ repeat

彼は事故で人を撥ねて2年刑務所に入った
奪った命の前では 自分は何の価値も無い
会社も辞めて離婚して ただ毎日酒に溺れてた

ある日の朝の駅前 ボランティアがゴミ拾い
彼はシラフでその中に混じり黙々作業をしていた

※ repeat

不安と不満のジャングル 迷い込んだ俺達
ずぶ濡れのブーツ引き摺り 今いる場所も分からず
だけど心が枯れても この命を生き抜いてみせる

※ repeat
今立ってるこここそが その場所なんだ

 

youtu.be

『欲望と命』

1年半ほど前に一般的なMTRで録音した『欲望と命』をDAWで再録音しました。

以前より演奏に慣れて来た感じですが、やっぱり録音してみると思っていたより下手なんですよねぇ…(笑) しかも!またもや録音中に上達してるし。毎度、練習不足を実感してるって・・・ねぇ。

まぁ良ければ聴いてみて下さい。

 

『欲望と命』

※熱く焼付くこの大地で金が掘り出された
 それは国を買えるほど
 神はこう告げた
 『欲に溺れる者は全てを滅ぼしてしまう』と

金脈を見つけたのは王の右腕で
彼は王に忠誠を誓っていた
だけど命を賭けて国を守る彼は
あまりに傲慢な王に怒りを感じていた

掘り出される金に彼は目が眩み
秘かに部下を集め 王の暗殺を計画した
ある満月の夜 聳え立つ崖に月が隠れた時
寝ている王を襲い 王の座と金を奪い取った

間もなくして金の奪い合いが始まり
笑う時も寝る時も 彼は気を休められなくなった
だけど陰謀と略奪は終わることがなく
いつしか金を掘り出した穴は多くの戦死者で埋まってしまった

己の欲望と汝の命 汝の欲望と己の命
全てはこの大地の上にあり
神の教えに背く事なかれ 
自然の掟に逆らう事なかれ

※ repeat

 

youtu.be

『恋の二日酔い』

DAWで録音した音源の第2弾です。
こちらは産まれて初めてジャズを取り入れたアレンジ。
色々挑戦するのって楽しい!

 

youtu.be

恋の二日酔い

土曜の夜ネオンの街で懐に給料詰め込んで
恋焦がれるそんな夜だから孤独と期待を胸に
思い出深いバーの隅でひと月振りの冷えたビール

窓際では独りで君がカクテルをぼんやり眺めてた
グラスの中氷も溶け切り 持て余しているみたい
新たな出会い待っているのか?
途切れた夢を見ているのか?

ほろ酔いで君を眺めては甦る恋心
頭冷やそうと飲んだビールまでもが知らぬ間に温まってる

「独りならば付き合わないか?」
幕開きは ぎこちのないセリフ
渇く喉にバーボン流し込み 君もグラス取り換えて
卒業写真を見ていく様に記憶の扉 次々開けて

酒に酔い恋に酔い痴れて 今宵は夢見心地
盃の様な三日月を傾けこのロマンス飲み干そうか

君は少し飲み過ぎた振り
その嘘を知りつつ知らぬ振り
午前2時の閉店時間に何故か二人黙り込み
深夜の街を寄り添ったままで君を何処へ連れて行こう?
夜の魔法が解けぬように時計を外し夢の中へ

酒に酔い恋に酔い痴れて 今宵は夢見心地
でも明日になりゃ夢はどこ吹く風
残るは恋の二日酔い

『君は君のままでいるべきさ』

ここ数カ月、DAW(PCの音楽製作ソフト)の勉強をしています。
練習として以前作った曲を録音した音源をアップしました。
コラとは関係ない音源で、久し振りにロックしてます(笑)
ご興味がありましたらご覧下さい。

 

youtu.be

君は君のままでいるべきさ

眠れず迎えた月曜日の朝早く 君は砕いてみる
ベッドの上に置き去られた彼の言葉を
輝きを放つダイヤほど固く信じてた
そう「愛してる」と言われてから

居場所を失くした恋にとりつかれたまま
いつもの時間には身支度をして いつものように駅へ向かう
そして又 過ぎた日々へ迷い込む
次々と交差点を越える 気付かぬまま

※君は君のままでいるべきさ(いつでも)
 君は君のままでいるべきさ(そのまま)         
 どんなに辛くてもその心の何処かに生き抜く力を持っている

ひと月も続く二日酔いのような日々
夕食も摂らずにベッドに潜る
止まらぬ涙は至るとこ染み付いた思い出のなす悪戯
いつか又 恋に落ちるその時まで

※ repeat

落ち葉はいつしか土に還りゆく
それまでの時間はどうにもならないもの
だけど朽ち果て折れた心でも大地は包み込み
明日への希望の種を植えてくれる

※ repeat